社会福祉士に求められる能力

●信頼関係構築能力
社会福祉には、様々な能力が求められることになりますが、それは、 高齢者、障害者、子どもなどの問題を抱える人々の問題解決に向けて さまざまな支援(相談・援助)などを行うからです。それらの支援を行った上で、人々との信頼関係の構築が重要となります。
●人権感覚
 社会福祉士の仕事は、人間と人間の信頼関係の上に成り立ちます。
だからこそ、社会福祉士に必要な資質には、人権感覚が挙げられるのです。
●相手に立場になって考える能力
社会福祉士の仕事は、いろいろな人の話を聞くところから始まります。
まず、相手の状況を理解するとともに、相手との信頼関係を築いていかなければ始まらないからです。
そして聞く際に重要なのが、相手の状況、状態をありのまま受け入れ、共感することがソーシャルワークの第一歩です。
ソーシャルワークは、相手に好意と関心をもって、話を真剣に聞き、何を考え、何を欲しているのかをわかろうと姿勢があれば、自然に相手の気持ちがわかってくるのです。ですから、相手の立場に立って考える事ができるという事が、社会福祉士に求められる大きな資質となっています。